自動表面張力計 DY-300
表面張力を自動測定。ベーシックな自動表面張力計
- Wilhelmy法測定では、ゼロ点調整→プリウエット→測定開始→安定値の検出、これら一連の動作を全て自動で行います。
- 品質管理向けに、任意の回数で繰返し測定する機能を用意しました。
- オプションの白金リングの使用によりdu Noüy法(リング法)の表面張力測定、ラメラ長測定も可能です。
- オプションの液体密度測定キットの使用により、液体密度測定が可能です。
- オプションの沈降性測定キットの使用により、分散粒子の沈降性測定が可能です。
追加オプションOptional Servise |
測定データの自動保存・転送を実現 |
表面張力の理論解説はこちら
機能
(黒字:標準装備 青字:オプションにて対応可 黄緑:対応不可)
操作区分
簡易タイプ | 高機能タイプ | 高精度タイプ | 全自動測定 | 天秤タイプ |
用途区分
裁断可能板状試料 | 液体試料 | 粉体試料 | 繊維・紙類 |
拡張性
表面・界面張力 | 経時変化 | 温調ステージ | ラメラ長 | 沈降性 |
液体密度 | 固体密度 | 蒸発速度 | 粉体ぬれ性 | 繊維ぬれ性 |
紙類測定 | 前進・後退接触角 | 自動CMC | ディップコート | 液体膜安定性 |
ソフトウェア
表面解析ソフトウェア DYNALYZER
PC制御による各種全自動測定の他、対話形式による操作画面の表示や見たいときに起動できる動画による操作説明機能の搭載など、ユーザーインターフェースを大きく向上させることにより、専門知識がなくても確実な操作ができ、誰でも使いやすいソフトウェアです。
標準搭載 測定方法
測定方法 | 簡易説明 |
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Wilhelmy法(プレート法) | 測定子(白金プレート)が液体の表面に触れると、液体が測定子に対してぬれ上がります。このとき、測定子の周辺に沿って表面張力がはたらき、測定子を液中に引き込もうとします。この引き込む力を読み取り、表面張力を測定します。 |
du Nouy法(リング法) | 吊り下げた白金リングを液体試料に接触させ、その後白金リングが液体表面から離れていくときにかかる力のピーク値から、表面張力を測定します。白金リングの引き上げ過程において、力のピーク点から液膜が切れるまでの距離をラメラ長と言い、泡の安定性の指標となります。du Noüy法には、別途、白金リング(オプション)が必要です。 |
主要なオプション
オプション名 | 簡易説明 |
---|---|
測定データの自動保存・転送 | 測定データを自動保存して 、あらかじめ決められた場所に自動転送することが可能です。 |
ジャケット式ステージ+温・冷水循環器4VT | ジャケット式ステージと温・冷水循環器を接続し、循環水温度をコントロールして測定試料の温度制御(約10〜70度)を行うことができます。液体表面の温度測定には別途表面温度計が必要です。 |
沈降性定キット | 沈降性測定子と目盛入りガラスシャーレのセットです。液中の分散粒子が時間経過とともに測定子に堆積した時の重量変化より沈降性を評価します。 |
ヒータ式ステージシステム | 液体表面の温度制御用ステージと温度コントローラです。常温〜150度の範囲で測定が可能です。 |
表面温度計 | 液体試料表面の温度測定に使用します。 センサ:Pt100Ω 使用温度:0〜300度 測定精度:0〜200度で±1度 200〜300度で±1.5度 |
液膜安定性測定 | 塗料、インク、コーティング液、界面活性剤水溶液の液膜持続時間評価ができます。少量(20mL程度)の試料、測定後の洗浄も簡便です。別途白金リングが必要です。 |
アプリケーションデータ
簡単な情報入力で、商品電子カタログの閲覧ができるようになります。
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