表面張力計
表面張力測定方法としては、リング法(du Nouy法)が主流だった昔、協和界面科学はプレート法(Wilhelmy法)の自動表面張力計を初めて世に出し、今ではプレート法(Wilhelmy法)は表面張力計のスタンダードと言っても過言ではないほど一般的な測定方法となりました。 「DyneMaster」シリーズはコンピューター制御により、ユーザーインターフェースを大幅に向上。多彩な機能を満載し、測定者を選ばない高い操作性を実現しました。
ベーシックな表面張力測定から、表面張力に関連した表面・界面現象の解析、高精度な表面張力測定まで、お客様の幅広いニーズにお応えできるラインナップをご用意しました。
接触角計同様、決して見た目のスペックにとらわれない、常に測定者の視点から見た使いやすさを追求しております。
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アプリケーション
評価対象 | 評価目的 |
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(1)インク・塗料・コーティング剤 | レベリング特性、起泡性、泡安定性、ぬれ性 |
(2)洗剤 | 界面活性剤の洗浄性の優劣評価と洗浄液の管理 |
(3)化粧品 | エマルション(クリーム、乳液など)の乳化性の評価 |
(4)消火液 | 起泡性、泡安定性と拡張性の評価 |
(5)メッキ液 | メッキ液中の活性剤の劣化状況の評価 |
(6)レジスト、エッチング液 | 半導体プロセス材料の評価・工程管理 |
(7)潤滑油 | 高温下における浸透性の評価 |
(8)医薬品 | 医薬用バリウムの添加剤による含有蛍光剤のぬれ性、分散性評価 |
アプリケーションデータ
表面張力計ラインナップ

DY-700
操作区分 | 高分解能、多機能 |
試料形状用途 | 裁断可能板状試料、粉体、液体、繊維、紙類 |
拡張性 | 経時変化、温調ステージ、表面・界面張力、ラメラ長、沈降性、液体密度、固体密度、蒸発速度、粉体ぬれ性、繊維ぬれ性、紙類測定、自動CMC、ディップコート、液膜安定性 |

DY-500
操作区分 | 多機能 |
試料形状用途 | 裁断可能板状試料、粉体、液体、繊維、紙類 |
拡張性 | 経時変化、温調ステージ、表面・界面張力、ラメラ長、沈降性、液体密度、固体密度、蒸発速度、粉体ぬれ性、繊維ぬれ性、紙類測定、自動CMC、ディップコート、液膜安定性 |

DY-300
操作区分 | 単機能 |
試料形状用途 | 液体 |
拡張性 | 経時変化、温調ステージ、表面・界面張力、ラメラ長、沈降性、液体密度、液膜安定性 |