【界面科学シリーズ】第14回 角度も速度も自由自在!剥離力の測定方法

💡 今回のハイライト
- はがす「角度」や「速度」で剥離力がどう変わるか知りたい
- 製品の剥離の特徴を知りたい
- 実際の使われ方に合わせた測定方法を知りたい
こんにちは! 受託測定課 です!
前回は「剥離力とは何か」「なぜ測る必要があるのか」について説明しました。
今回は予告通り、「剥離力って具体的にどうやって測るの?」という測定方法のお話です!
実は、製品の「使われ方」に合わせて測らないと見落としてしまうポイントがたくさんあります。
ぜひ最後までご覧ください!
<当社独自の測定方法「平板クロスステージ法」>
剥離力測定は、実際にテープやフィルムを引っ張ってはがすときの「力の強さ」を数値化します。
当社の測定方法における一番の特徴は、角度と速度を自由自在に変えられることです!
「え、角度やスピードを変えて測ると、そんなに違いが出るの?」と思った方へ。
実際に条件を変えるとどんな違いが現れるのかをご紹介します。
装置紹介ページはこちら
<角度を変えてみる>
みなさんは絆創膏やガムテープを剥がす時、どんな角度で引っ張っていますか?
おそらく無意識に折り返して後ろに剥がしている人が多いのではないでしょうか。
実はこれ、理にかなっていて、真上に引っ張るよりも斜め後ろに倒してめくる方が
「軽い力」ではがせることが知られています。
当社の「平板クロスステージ法」なら、狙った角度をピッタリ保ったまま正確に測定することができます。
<速度を変えてみる>
次はスピードです。絆創膏をはがす時、あなたはゆっくり派ですか?それとも勢いよく剥がす派ですか?
一気にはがすと痛い(強い力がかかる)ように、はがす速さでも力は変わります。
ただ面白いことに速くしても全然力が変わらない試料もあります。
自分の製品がスピードに影響されるタイプかどうかは、実際に測ってみないと分からないポイントです。
<まとめ>
剥離力は、「はがす角度」や「はがすスピード」を変えるだけで
数値がまったく変わってしまう、とてもデリケートなデータです。
だからこそ、実際の使われ方(実環境)に合わせた条件を再現して測定することが何より重要になります。
「自社製品の場合、どんな条件で測るのがいいんだろう?」とお悩みの際は、ぜひご相談ください!
ここまでご覧いただきありがとうございました!
次回は、界面科学シリーズ第15回「剥離観察」について紹介します。
皆さまの業務や研究のヒントになる内容をお届けしますので、ぜひご期待ください!




