社員インタビュー:営業部 国内営業課 Oさん
「風通しの良い環境」を求めて。理系大学院生が選んだ「界面科学」測定装置営業への挑戦
生産工学部応用分子化学科(修士)出身。大学院では医療系のDDSを研究も、インターンシップで感じた「風通しの良さ」に惹かれ、あえて営業職へ。入社後は受託測定課を経て国内営業課へ異動し、現在は神奈川・静岡エリアを担当。厳しい条件下でも実験室にこもって解決策を見つけ出し、受注を勝ち取る「情熱」の持ち主。クールな経歴と人懐っこい笑顔のギャップが光る、スキーとアニメを愛する若きチャレンジャー。

頭脳はクールに、ハートはホットに。
理系院卒の「研究魂」と「情熱」で、“解”を導く愛され営業マン。
💡営業部 国内営業課 Oさん /2023年入社 のハイライト
「界面科学」は専門外。医療系研究からの意外な転身
── まずは、Oさんの理系としてのバックグラウンドと、協和界面科学との出会いについて教えてください。
Oさん:私は大学院の修士課程まで進み、主に「ドラッグデリバリーシステム(DDS)」の研究をしていました。薬の有効成分を微小なカプセルに閉じ込め、体内の狙った場所で効率的に放出させるための基礎研究です。
正直なところ、協和界面科学が扱う「界面科学」の分野とは、私の研究は「若干かすっている程度」で、直接的な関係はほとんどありませんでした。
就職活動では製薬会社なども見ていましたが、私が企業選びで大切にしていたもう一つの軸が「風通しの良い環境」でした。そんな中で、たまたまオンラインの合同説明会で当社を知り、「専門分野とは少し違うけれど、インターンシップがあるなら参加してみようかな」という、最初は本当に軽い気持ちからのスタートだったんです。
インターンで目の当たりにした“本物”の風通しと、営業への転向
── そのインターンシップでの体験が、入社の決め手になったそうですね。
Oさん:はい、ガラッと印象が変わりました。5日間のプログラムの中で最も衝撃的だったのが、専務の営業に同行させていただいたことです。 たった一人のインターン生である私を、役員が重要な取引先に当たり前のように連れて行ってくれる。しかも、その専務が非常にフランクで、お客様と楽しそうに信頼関係を築いている姿を目の当たりにしました。
「風通しの良さ」という言葉はよく聞きますが、それを肌感覚として「あ、ここは本物だ」と腑に落ちた瞬間でした。
人との関わりを大切にする姿勢が入社の決め手に
実は私、学生時代はスキー部に所属して、リゾート地で住み込みのアルバイトをするなど、昔から人と関わることが好きだったんです。 専務の姿を見て、「研究職という道もあるけれど、自分の対人スキルを磨くキャリアも面白いんじゃないか」と直感しました。
研究で培った論理的思考を活かしつつ、ビジネスパーソンとしてどこでも通用する対人スキルも身につけたい。そう考えて、あえて研究職ではなく「営業職」を志望するという、自分なりのキャリア戦略を選びました。
「カタログ製品をそのまま売る」のではない。技術知識で「解」を導く仕事
── 現在は国内営業課で活躍されています。理系の知識が活きていると感じるエピソードはありますか?
Oさん:そうですね。単にカタログに載っている製品をそのまま売るだけではない、というのがこの仕事の面白いところです。
当社の測定装置は、本当に様々な分野・用途のお客様にご利用いただいています。だからこそ、お客様ごとに「何をどう測りたいか」は千差万別です。 基本的には、まず私たち営業がお客様の用途に合わせて「最適な測り方は何か」「求めている数値がちゃんと出るか」を検証します。その結果をもとに、確信を持ってお見積もりを提示し、導入いただく……というプロセスを大切にしています。
この「検証」の段階で、営業の腕が試されることがあります。 特に印象に残っているのが、ある新規のお客様からのご相談でした。通常、その測定には70〜80ml程度の液体が必要なのですが、「その標準仕様の半分以下の液量で測定したい」というご要望をいただいたんです。
実は、比較検討されていた競合他社の装置では、すでにその少量での運用が可能な状態でした。一方で、当社の装置は標準仕様だとその液量には対応しておらず、スペック表だけで見れば「不採用」になってもおかしくない厳しい状況でした。
しかし、そこで「仕様なのでできません」とは言いたくなかった。 装置の本体は変えられませんが、「使い方を工夫すれば実現できるはずだ」と考えたんです。
もちろん、私一人の知識だけでは限界があります。そこで、先輩や技術部門のメンバーにも「こういう測定を実現したい」と相談を持ちかけました。 周囲から得た過去の知見やアドバイスをヒントに、小さいガラスセルを活用してみたり、測定のポジションや操作手順を細かく調整してみたり……社内の実験室にこもって、周りの力も借りながら試行錯誤を繰り返しました。
日々、顧客のための「解」を探求する
その結果、当社の装置でもご要望通りの運用ができる独自の方法を見つけ出し、提案することができました。 最終的に当社を選んでいただけたのですが、お客様におっしゃっていただけたのは、単に「測れるようになったから」という理由だけではありません。 「そのままでは無理な仕様の壁を、工夫して乗り越えてくれた。その技術力と姿勢なら、導入後も安心して任せられる」 そういった、将来のサポート体制への期待も含めた「総合評価」で選んでいただけたんです。これこそが、技術バックグラウンドを持つ営業ならではの醍醐味だと感じています。
リアルな課題と、目指すべきリーダー像
── 逆に、仕事をする上での課題や、今後の目標についてはいかがでしょうか。
Oさん:正直にお話しすると、課題は「スケジュール管理」ですね。 お客様の要望に応えたい一心で、つい必要以上のサンプル測定などを引き受けてしまい、気づけば業務が積み上がっている……なんてこともあります。出張も多い仕事ですので、限られた時間の中でどう成果を出すか、オンとオフの切り替えも含めて、今は意識的に改善しようとしている最中です。
今後の目標としては、まずは営業として完璧に数字を達成すること。そして将来的には、主任などの役職に就き、チームを牽引できる存在になりたいと考えています。 入社以来、先輩方が私に技術や営業のノウハウを惜しみなく教えてくれたように、今度は私が後輩をサポートできるような、強いチーム作りに関わっていきたいですね。




