角度分散推定曲線
剥離力は剥離角度によって異なります。そのため剥離角度を適宜変更して測定する必要があります。一方、剥離角度と剥離力との間には以下の関係式が考案されています(特許 第7522511号)。
P(θ)=P_90 (1/((1-cosθ ) sinθ ))^n
θ :剥離角度 (適用範囲は 45°≤θ≤135°)
P(θ) :剥離 角度θにおける剥離力
P_90 :剥離角度90°における剥離力(実測値)
n :パラメータ(30°≤θ≤90°でn=0.58 , 90°<θ<180°でn=1.0,いずれも経験値)
P_90(実測値)と上記の関係式より、P(θ)をグラフ上に表示する機能があります。これを角度分散推定曲線と呼びます。P_90の実測により45°≤θ≤135°におけるP(θ)を推定することができます。
注意
👉角度分散推定曲線は実測経験に基づいた n の値から算出し、あくまでも計算上の推定値であり、実測値の代用を
保証するものではありません。
👉試料特性や測定条件によっては実測値と大きく異なる可能性もあります。実測値との比較より、 角度分散推定曲
線の適用性や適用範囲を判断してください。
実測データと角度分散推定曲線との比較データ
剥離力は剥離角度によって異なります。そのため剥離角度を適宜変更して測定する必要があります。一方、剥離角度と剥離力との間には以下の関係式が考案されています(特許 第7522511号)。
P(θ)=P_90 (1/((1-cosθ ) sinθ ))^n
θ :剥離角度 (適用範囲は 45°≤θ≤135°)
P(θ) :剥離 角度θにおける剥離力
P_90 :剥離角度90°における剥離力(実測値)
n :パラメータ(30°≤θ≤90°でn=0.58 , 90°<θ<180°でn=1.0,いずれも経験値)
P_90(実測値)と上記の関係式より、P(θ)をグラフ上に表示する機能があります。これを角度分散推定曲線と呼びます。P_90の実測により45°≤θ≤135°におけるP(θ)を推定することができます。
注意
👉角度分散推定曲線は実測経験に基づいた n の値から算出し、あくまでも計算上の推定値であり、実測値の代用を
保証するものではありません。
👉試料特性や測定条件によっては実測値と大きく異なる可能性もあります。実測値との比較より、 角度分散推定曲
線の適用性や適用範囲を判断してください。
実測データと角度分散推定曲線との比較データ
